【書評】勝負論 ウメハラの流儀 (小学館新書)
2015年1月12日 読書 コメント (2)
著者の梅原氏を知ったきっかけは、Youtubeでした。
トップページで紹介されたストⅡ画像とタイトルの「背水の逆転劇」の文字。それを何気なく視聴すると、驚異的なプレーで世界を魅了し続けて、「世界で最も賞金を稼いだプロゲーマー」としてギネスにのる彼の存在を知りました。
彼が持つ強さの秘密を知りたくて、Cさんから紹介された著書を読むことにしました。それがタイトルの本「勝負論」です。その読後感やキニナった文をつらつらと。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
・「勝つ」ことと「勝ち続ける」ことは別である。「ちょっと表彰台にのってみたい」という表面的な勝利にリスクがあり、勝つことで得た評判という利息は、負けて返済しなくてはならない。
・勝ち負けのある勝負事は、”広い目で見ると”勝敗以外に価値を見出すことが幸福感を感じるために必要になる。それが何かは人それぞれ。
・著者の幸福感は、「成長を感じること」でそれに必要なことは「変化」である。究めるなんて皆無であり、学校のように先導してくれる人は居ない。自らの創意工夫で変化し続ける。
・とはいえ、勝敗がある対戦ゲームである以上、”ある程度”勝ち負けへのこだわりが必要である。勝ち続けることの努力に効率を求めてはいけない。
・自分の知識を隠さず公開する。時に、成長のきっかけになるし、自分だけのノウハウまでは真似されない。
・短期的な目標はドーピング、過ぎれば反動が来る。中長期的な成長を心がければ、他人の評価は気にならない。
・勝つために手段を選ぶ。対人ゲームは人とのつながりが成長させてくれる。
・勝ち負けは時の運。勝って驕らず負けて腐らず、フラットな精神力が大舞台で花開く。
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ボリュームは少ないですが、当たり前のこと・深いイイことを含めてビジネスやポケカに応用出来るエッセンスの詰まった本でした。特に、トムリンのポケカ事情にとって、春先に結果が出なかったことや秋以降の充実感に対する答えが得られました。
さて、今月のGGCで或る方と「好きなことが下手」と「嫌いだけど上手」ではドッチが幸せか?という話になりました。著者は、前者で「遠回りして得る幸せもある」とのこと。
フムフム。
トップページで紹介されたストⅡ画像とタイトルの「背水の逆転劇」の文字。それを何気なく視聴すると、驚異的なプレーで世界を魅了し続けて、「世界で最も賞金を稼いだプロゲーマー」としてギネスにのる彼の存在を知りました。
彼が持つ強さの秘密を知りたくて、Cさんから紹介された著書を読むことにしました。それがタイトルの本「勝負論」です。その読後感やキニナった文をつらつらと。
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・「勝つ」ことと「勝ち続ける」ことは別である。「ちょっと表彰台にのってみたい」という表面的な勝利にリスクがあり、勝つことで得た評判という利息は、負けて返済しなくてはならない。
・勝ち負けのある勝負事は、”広い目で見ると”勝敗以外に価値を見出すことが幸福感を感じるために必要になる。それが何かは人それぞれ。
・著者の幸福感は、「成長を感じること」でそれに必要なことは「変化」である。究めるなんて皆無であり、学校のように先導してくれる人は居ない。自らの創意工夫で変化し続ける。
・とはいえ、勝敗がある対戦ゲームである以上、”ある程度”勝ち負けへのこだわりが必要である。勝ち続けることの努力に効率を求めてはいけない。
・自分の知識を隠さず公開する。時に、成長のきっかけになるし、自分だけのノウハウまでは真似されない。
・短期的な目標はドーピング、過ぎれば反動が来る。中長期的な成長を心がければ、他人の評価は気にならない。
・勝つために手段を選ぶ。対人ゲームは人とのつながりが成長させてくれる。
・勝ち負けは時の運。勝って驕らず負けて腐らず、フラットな精神力が大舞台で花開く。
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ボリュームは少ないですが、当たり前のこと・深いイイことを含めてビジネスやポケカに応用出来るエッセンスの詰まった本でした。特に、トムリンのポケカ事情にとって、春先に結果が出なかったことや秋以降の充実感に対する答えが得られました。
さて、今月のGGCで或る方と「好きなことが下手」と「嫌いだけど上手」ではドッチが幸せか?という話になりました。著者は、前者で「遠回りして得る幸せもある」とのこと。
フムフム。
コメント
リンク頂きます!
はじめまして。同じ対戦ゲームなので、共感出来ることが多いと思います。
オススメしますよ。